2021年5月29日、教育現場にSDGsを広めよう学習会に登壇させていただきました。
今回のイベントは、TOSS青年事務局の小島庸平さんからお声がけをいただきました。イベント当日、私はLGBTQ当事者として、「LGBTQ」とどう向き合うかについて参加してくださった方々と一緒に考えていきました。
例えば、つい先日問題になった、山谷議員のLGBTQ発言は何が問題だったのか?山谷議員が触れていた、アメリカで問題になっているというトランスジェンダー選手の競技参加は、現地アメリカではどのように扱われているのか?
認識や立場の違いによるLGBTQ問題の捉え方を実例を元に話をさせていただきました。
また、「LGBTQの人とどう接したらいいの?」「カミングアウトをされたらどうしたらいいの?」
これらはLGBTQ活動をする中でよくいただく質問です。それらの質問に対して、私自身の経験も交えながらどう考えるかなどもお伝えしました。
LGBTQの問題とどう向き合っていくか、当事者の方々とどうか関わっていくのか。私はそれらは「LGBTQ」の問題ではなく、「コミュニケーション」や「人としての在り方」の問題だと思っています。ジェンダーの問題に見えて、実は本質の問題はどこか違うところにあったりする。個々の多様性を知り、互いに認め合うこと。それが出来るから、信頼関係が生まれる。信頼関係が生まれた時に初めて表現出来ることがある。
今回の講義は「LGBTQ」という観点から考える多様性と社会の話。お招き下さったTOSSの小島さん始め、参加してくださった皆さんの力でとても充実した時間を送ることができました。
ご参加いただきましたみなさん、大変ありがとうございました。